
国土地理院の「基盤地図情報」を、ブラウザだけでDXF(CAD用データ)に変換できる無料ツールを作りました。ソフトのインストールは不要で、Windows・Macどちらでも使えます。
これまでは「基盤地図情報ビューア」(Windows専用)でSXFやSHAPEに出力し、さらにQGIS等でDXFに変換する必要がありましたが、このツールならダウンロードしたzipをドロップするだけで、平面直角座標系に変換されたDXFが手に入ります。
- 平面直角座標系(I〜XIX系)に自動で変換。系はデータの位置から自動推定
- 道路縁・建築物・等高線・標高点などをレイヤー別に出力
- 出力単位はm/mmを選択可能(AutoCAD・Jw_cad・LibreCADなどで開けます)
- 2025年7月以降のデータは座標参照系の表記がJGD2024に変わっています(水平位置の座標値はJGD2011と同じ)。本ツールはJGD2024表記のデータにも対応しています(2026年7月作成のデータで、変換結果が公式の座標変換と一致することを確認済み)
- ファイルはブラウザ内だけで処理し、外部には送信しません
変換ツール
基盤地図情報 → DXF 変換ツール(試作版)
またはクリックして選択(複数可)
使い方
- 基盤地図情報ダウンロードサービスにログインします(初回は無料のID登録が必要です)。
- 「基本項目」を開き、地図またはメッシュ番号で範囲を選んでzipをダウンロードします。
- ダウンロードしたzipを、上のツールにそのままドロップします(解凍は不要です)。
- 平面直角座標系の系番号を確認し、必要な地物にチェックを入れて「DXFに変換してダウンロード」を押します。
平面直角座標系の選び方
ツールはデータの位置から系を自動で推定しますが、都道府県の境界付近や、北海道・東京都の島しょ部・鹿児島県・沖縄県などは、推定と異なる系を使う場合があります。図面で使う系が決まっている場合は、プルダウンで選び直してください。
よくある質問
Q. 変換に時間がかかる・ファイルが大きすぎる
都市部の1区画(2次メッシュ)は、解凍すると数百MBになります。特に「建築物」「建築物の外周線」「道路構成線」はデータ量が大きいので、必要なものだけチェックを入れてください。建築物を外すと、変換時間・ファイルサイズとも大きく減ります。
Q. どのCADソフトで開けますか?
汎用的なDXF形式(R12)で出力しているので、AutoCAD、Jw_cad、LibreCAD(無料)など、DXFを読み込めるCADソフトで開けます。
Q. 図面がどこにあるかわからない
平面直角座標系の座標(原点から数km〜数十km離れた位置)で出力されるため、CADで開いたら「全体表示(ズーム範囲)」を実行してください。
ご利用上の注意
- 本ツールは個人が作成した試作版です。変換結果の正確性・完全性は保証しません。
- 出力データは参考図としてご利用ください。測量成果としては使用できません。
- 出力データを利用する際は「基盤地図情報(国土地理院)」の出典を明示し、国土地理院の利用規約・測量法に従ってください。
- 本ツールの利用により生じたいかなる損害についても、作成者は責任を負いかねます。
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「こんな機能がほしい」「このデータで変換できなかった」などがあれば、コメントで教えてください。


